中1生の指導内容
時期 | 指導内容 | ||||
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英語 | 数学 | 国語 | 理科 | 社会 | |
3月~春期講習 | アルファベット・単語 I am~ You are~の文 I am not~ Are you~? This is~ That is~ | 正負の数 文字と式 基本の理解 加減 乗除 累乗計算 乗除混合 | 説明文(1)(2) 論説文(1)(2) 詩(1) | 身近な生物の観察 花のつくりとはたらき 光の反射と屈折 凸レンズのはたらき | [歴史] 世界の古代文明 日本の国の形成 [地理] 地球のすがた |
4月~7月 | 一般動詞(1,2人称) 複数形・What He is~ Who is~ 名詞・代名詞の複数形 形容詞・副詞 命令文 | 正負の数 文字と式 文字式のルール 式を作ることができる 同類項をまとめる 分数計算ができる | 詩(2) 小説(1)(2) 文法(1)(2) 随筆(1) 漢字・語句 | 葉のつくりとはたらき 根・茎のつくりとはたらき 植物のなかまと分類 光合成と呼吸 音の性質 力のはたらき | [歴史] 飛鳥・奈良時代 [地理] さまざまな国 世界各地の人々の生活と環境 |
夏期講習 | 一般動詞(3人称・単数) 目的格・所有代名詞 時刻・曜日 疑問詞ではじまる疑問文 | 文字と式 方程式 等式の性質を理解する 解く手順を理解する 計算ができる 題意を把握し立式ができる 平面図形 ルールを把握する 作図ができる | 随筆(2) 文法(1)(2)(3) 説明文・論説文(3 | 圧力 実験の基本操作 物質の性質 気体の性質 | [歴史] 平安時代 [地理] アジア ヨーロッパ アフリカ |
9月~12月 | 疑問詞ではじまる疑問文 現在進行形 canの文 | [比例と反比例] 比例式を求められる 反比例の式が求められる グラフが書ける読める | 古典(1) 小説(2) 説明文・論説文(4) 文法(4)(5)(6) | ものの溶け方と水溶液 物質の状態変化 状態変化とそのときの温度 火山 地震の揺れ方とその伝わり方 | [歴史] 鎌倉時代 室町時代 [地理] 北アメリカ |
冬期講習 | canの文 規則動詞の過去形 不規則動詞の過去形 | [平面図形] 三角形の面積が求められる作図 [空間図形] 位置関係を把握できる 柱体,錘体の展開図が理解出来る 注体の体積・表面積が求められる 錘体の体積・表面積が求められる | 古典(2) 論説文・説明文(5)(6) 文法(7)(8)(9) | 地震とマグニチュード 地層の出来方 | [歴史] ヨーロッパ世界の発展 安土・桃山時代 |
1月~2月 | 規則動詞・不規則動詞の過去形復習 中1の総復習 | [空間図形] 総合問題復習 [資料の整理] 用語・算出方法の理解 | 小説(3) 随筆(3) 論説文・説明文(7) | 総合問題 | [歴史] 江戸時代と鎖国 |
多摩英数では、中1から5教科体制で授業が進んでいきます。中2の後半から本格的に週3日の5教科体制に変わりますが、中1の間は週2回の授業なので、国語、理科、社会は3週間で2回実施のローテーションで授業が回っていきます。それでも中1のうちから5教科で授業を実施しているのは、高校入試が中1~中3までの教科書の内容が均等に出題されるのと、内申点が重要になる中2後期までに、しっかりとした5教科の勉強スタイルを身につけて欲しいからです。そのため多摩英数の生徒は、英数だけでなく理社の成績(偏差値)が平均的に高い子が多いようです。1年生のうちからしっかりとした勉強スタイルを身につけておくことが、2年3年になったときのさらなるステップアップに繋がっていると思います。
英語: 小学校でも多少触れていたとは思いますが、本格的に英語という教科に取り組む学年です。まずは最初が肝心。英語嫌いにならないようにゆっくり丁寧に取り組んでいきましょう。毎回出題される単語テストは満点をとるつもりで臨んで下さい。
数学: 負の数の概念に始めて触れる学年です。計算方法を含めしっかり理解していきましょう。また、文字を使った式の計算も中1時点でしっかり理解しておかないとなりません。計算の基本的な考え方は小学校の時と何ら変わらないので、しっかりマスターしていきましょう。
国語・理科・社会: 1年間ローテーションで回っていく科目です。基本的にはその日の内容及び宿題は、翌日までにはやっておきましょう。次の授業まで間があるから大丈夫だと思っていると、ならった内容をだんだん忘れていってしまいます。翌日までには復習し、次の回の前日には、もう一度前回習った内容に目を通しておきましょう。中1のうちに身につけておくべきこと
子供達が中学生になってまず最初に戸惑うのは、とにかくじっくり考える時間が無いのと、小学校の時には気づかなかった学力の差が明確に数値としてあらわれることです。
まずは部活動ですが、種目にもよりますが、平日は朝練があり、基本的にテスト前でも休むことが難しく、むしろ土日の方が忙しいので、週末にゆっくり疲れを取るということができません。まだ体力的にも成長段階の生徒にとって、部活の後に授業の復習をしていくのは、とても大変なことです。また、どうしても部活中心の生活なので、テスト間近になって慌てて勉強を始める子も少なくはありません。当然一夜漬けの勉強は点数は取れても、後に残らないことが多いのであまりお勧めできる勉強方法とは言えませんし、科目数が多い期末テストなどは間に合わない教科も出てきます。勉強はやはり日々の積み重ねが重要です。
次に内申点ですが、小学校のうちの成績表は、◎や○での評価で、自分がどれくらい出来ているのかが、はっきりとは分かりません。しかし中学生になって5段階評価になった瞬間に、自分の学力が数値として見えるので他人との差がはっきり分かります。また、点数だけではない評価の部分も明確になってくるので、これを直していくのはとても時間がかかります。
勉強や生活のスタイルが、がらっと変わるのが中学校1年生です。まずは1週間のスケジュールを紙にかいて、しっかり守れるように頑張ってみましょう。