季節講習の目的
多摩英数進学教室の春、夏、冬の講習は、在籍生には必修とさせていただいています。その理由を以下に述べます。
多摩英数進学教室には、普段学校が終わった時間を利用して来てもらっています。言い換えれば、その時間帯を使ってしか教えることができません。特に中学生は、ほとんどが部活動を盛んに行っているため、現在の多摩英数進学教室における設定が、授業時間確保のほぼ限界といえます。この限られた時間の中でカリキュラムをこなしていくと、年間指導内容を教え切ることはできません。正確に言うと、必要な内容を完全に指導することは不可能であるということです。そのため、進学塾として指導させていただいている多摩英数進学教室では、学校の長い休みを利用してカリキュラムを完全消化しています。つまり多摩英数進学教室のカリキュラムは、年間指導の中にしっかりと春、夏、冬の3つの講習が含まれているわけです。
また長い休みは、まとめて学習内容を教えることが出来るので、集中特訓ができることもメリットです。このように、多摩英数進学教室にとって、「春、夏、冬休み」は非常に大切な期間であり、確かな学力をつけていくために絶対に欠かすことができません。ここで休まれでもしてしまうと、その後で追い付くのが大変難しくなってしまいますし、我々のフォローにも限度があります。それゆえ、やむを得ぬ理由がある場合を除き、必ず受講していただいています。
さらに、講習内容は予習型になっており、講習前までの内容の復習よりも、その先の内容を先取りして行っています。生徒からは「このあと学校で習うときに、一度やっているのですごく良く分かるようになった」と言う声を聞きます。また、講習後も時間が許す限り講習内容を復習してから進んだり、学校の定期試験対策でさらにおさらいをするため、繰り返す回数が増えることもメリットです。最終的には、全カリキュラムが早く終了することになるため、受験体制に早く移行できます。中3については、夏期講習で一部の教科のカリキュラムは全部終了します。
在籍生のみなさんにとって、講習時は普段より塾に来る回数が増えて大変にはなりますが、この期間の学習内容を身につける度合いによって大きな学力差となって現れますので、講習の位置づけの理解を深めて、しっかり受講してほしいと願っています。
以上が、講習を必修としている理由、及び目的になります。多摩英数進学教室では、講習も含めてトータルで完全指導を目指しております。講習がいかに重要な位置づけであるかをご理解いただければ幸いです。